
バイク通勤を考えている人、これからバイクに乗る人へ。
通勤ライダー歴5年以上の私が、バイク通勤のリアルをお伝えします!
天気がいい日に散歩やサイクリングすると、気分がスカッとして癒されますよね?
バイク通勤も、それと同じ……いや、それ以上かもしれません。
バイクは風をダイレクトに感じられ、圧倒的な臨場感を楽しめます。
さらに、渋滞の回避にも役立ち、迂回路を活用すれば時短にもなるので、メリットは大きいです。
しかし、雨の日や冬は大変で「とてもバイク通勤なんてできない」と思う方も多いはず。
また、事故のリスク もあり、周囲に「危ないからやめたほうがいい」と反対されることもあるでしょう。
実際、私もその一人でした。
でも、それ以上にバイク通勤には大きなメリットがあります。
具体的には、こんなメリットがあります。
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- おもっきり節約したい人
- スリルを楽しみたい人
- 友達を作りたい人
もちろん、デメリットも知っておくべきポイントです。
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このようなデメリットもありますが、それを踏まえてもバイク通勤のメリットは大きい です。
365日、雨の日も真冬も走る通勤ライダーが、リアルなメリット・デメリットをお伝えします!
バイク通勤に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
365日通勤ライダーが語る!
バイク通勤のリアルなメリット

バイク通勤には、思っている以上に多くのメリットがあります。
- 「渋滞を避けられる」
- 「節約になる」
- 「時間の自由度が増す」
など、毎日の通勤が快適になる要素がたくさん!
ここでは、実際にバイク通勤をしているライダー目線で、その魅力を紹介します。
最大のメリットは?
乗用車を手放すと節約効果が大きい
最大のメリットは節約できることです。
これは、乗用車を手放すか、より維持費の安い車にスケールダウンすることで実現できます。
ただし、今の車をそのままにして、バイクを追加で買うだけでは節約にはなりません!
むしろ、バイクの購入費用や任意保険の加入で、支出が増えてしまいます。
確かに、バイクは車より燃費が良いですが、通勤で浮くガソリン代はそこまで大きくありません。
そのため、本気で節約を考えるなら
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ことが重要です。
ただし、すでに軽自動車に乗っている場合はスケールダウンができません。
この場合、バイクを買うことで逆に出費が増えてしまうため、節約どころかコスト増になる可能性があるので要注意!
詳しくは、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください!
バイク通勤で本当に節約できる?実際に乗用車を手放して毎月5万円貯金に成功!軽自動車への切り替えや125cc以下の活用法も紹介。固定費を大幅カットする方法を知りたい方は必見!
バイク通勤を始めるならまず準備が大切!バイクの選び方から保険、雨・防寒対策まで、初心者向けに完全ガイド。原付スクーターのメリットや通勤距離別のおすすめ車種、失敗しないコツを詳しく解説します!
バイク通勤は時短になる!
渋滞を回避して通勤時間を短縮
バイク通勤の2番目のメリットは、通勤時間が短縮できるということです。
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バイクは小回りが効くので、細い道でも楽々通れます。特に市内の通勤なら原付スクーターで十分ですし、
自転車感覚で移動できるので、渋滞知らずで通勤時間を短縮できます。
私もそうですが、結構ギリギリの時間でも間に合います。
反対に車だと、渋滞を考慮しないといけないので、早めに家を出る必要がありますよね。
地域やその人の性格にもよりますが、会社の就業時間の30分〜1時間前に到着する人も多いのではないでしょうか?
【車通勤と比べた違い】
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私は20分前には会社に着くようにしています。だいたい15分〜25分前には到着しています。
その日の渋滞状況によって多少のズレはありますが、そこまで大きく変わることはありません。
また、先で渋滞していても原付スクーターならスイスイ追い抜きできますし、迂回も楽々です。
渋滞時の対応力
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乗用車のように渋滞を考慮しなくていい分、自分の時間を有効に使えるのもメリットの一つです。
満員電車のストレスなし!
バイク通勤なら快適に移動できる
公共交通機関で通勤している方ならわかると思いますが、通勤は意外とストレスがかかるものです。
私も電車通勤の経験があります。
私が結婚してすぐ、今から20年ほど前の話ですが、
出勤ルート 帰宅ルート |
というルートで通勤していました。
当時から節約を考えていて、公共交通機関を利用すれば通勤手当が満額支給されたんです。
さらに車を持たなくていいメリットもあり、電車通勤を選びました。
しかし、それはそれは大変。
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そりゃストレスも溜まります。しかも意外とどこにも寄れない!
仕事でクタクタになって、残業した後に満員電車に揺られるのは本当にキツい。
しかし、バイク通勤に変えたおかげでノンストレス!快適な通勤ができるようになるメリットがあります。
バイク通勤で時間の自由度UP!
移動が気軽で行動範囲も広がる

通勤の途中でどこかに立ち寄る方は多いかと思います。特に帰宅時に買い物をしたり、寄り道をする機会も多いのではないでしょうか。
しかし、車通勤の場合、帰宅ラッシュの渋滞にはまると、寄り道をするとかえって時間がかかることがあります。
また、公共交通機関を利用している場合も、駅やバス停から歩いて寄り道するのは手間ですよね。
その点、バイク通勤なら気軽に寄り道が可能!
もともと通勤時間が車より短いため、多少寄り道をしても、車とほとんど変わらない場合もあります。
バイク通勤のメリット
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また、午後半休や週末などは、プチツーリングを兼ねた寄り道も楽しめます。
通勤用バイクの選び方
- 小型バイクが便利!
→ 取り回しがしやすく、駐車スペースにも困りにくい
私も最初は原付スクーターからバイク通勤を始めましたが、現在は250ccのR25を愛用しています。

また、妻はスーパーカブを2台所有しており、私も時々通勤で使用しています。
このように、バイク通勤は時間の自由度が高まり、移動が気軽になることで行動範囲も広がるというメリットがあります。
毎日の通勤でライディングスキルが向上!
運転が上手くなる

バイク通勤を続けると、自然と運転が上達するものです。
特にミッション車を選んだ場合は、さらにスキルアップしやすいでしょう。
私自身、原付スクーターで3年間通勤し、その後、現在の愛車であるR25を約3年間通勤で使用していますが、確実に運転が上手くなったと感じています。
教習所での苦労と成長。
私は45歳で普通二輪免許に挑戦しましたが、スラロームや一本橋が苦手でした。
特に一本橋では、一度脱輪するとトラウマになり、それから毎回のように脱輪するように…。
正直なところ、半べそをかきながら教習所で練習していたのを覚えています。
「本当に免許が取れるのか?」
と、不安になったほどです。
運動神経もあまり良い方ではなく、途中で自信を失いかけました。
毎日乗れば自然と上達します。
そんな私でも、毎日乗っていれば上達するものです。
普通二輪免許を取得し、R25を購入して通勤を始めた頃は不安もありましたが、続けていくうちに徐々に慣れていきました。
そして、ツーリング仲間ができるようになり、
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と言われるように。
これも、毎日通勤でバイクに乗っていたおかげだと思っています。
バイク通勤のメリットは、
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バイク通勤には、時間の自由度や寄り道のしやすさなどの利点もありますが、継続することで自然と運転技術が向上するというメリットも大きいと感じています。
加速でスリルを楽しめる!
毎日がプチツーリング
バイクは風を直接受け、臨場感をダイレクトに体験できる乗り物です。
大げさに言えば、まるでジェットコースターのような感覚を味わえます。
原付スクーターではそこまで感じにくいですが、125cc以上のバイクになると、そのスリルをより実感しやすくなります。
特に、私が乗っているR25のようなスポーツタイプなら、なおさらです。
バイク通勤と選んだ理由は、通勤だけでなくプライベートでも使いたかったため、250ccを選びました。
また、現在は自分専用の車を持っておらず、妻の車を共有している状況です。
ゆくゆくは400ccのバイクが欲しいと考えており、現在貯金中ですが……。
少し話が逸れましたね。
思い切って車を手放し、250ccを購入すると、バイクならではの加速のスリルを毎日楽しめるのも魅力です。
ちなみに、私は絶叫マシンが大好きです。
東海地方にお住まいの方ならご存じかと思いますが、私は平日に有給を使い、ひとりでナガシマスパーランドへ行くほどの絶叫マシン好きです。
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乗るほどのマニアです。
さすがに3回連続で乗ると少し飽きてきましたが、それでも大満足でした。
そんな絶叫マシン好きの私が「バイク通勤はスリルがある」と言うのですから、間違いないと思います。
バイク通勤の魅力は、
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こうした楽しさも、バイク通勤のメリットのひとつだと感じています。
バイク通勤で友達が増える?
職場などで話しかけられる
私の体験から言うと、バイク通勤をすると友達が増えます。
その理由は、話しかけられることが多いからです。
バイクは趣味として楽しんでいる人が非常に多く、今では私も趣味のひとつになっています。
もちろん、移動手段として使っている人もいますが、そういう人は中古の原付スクーターに乗っていることが多いように感じます。
なのでバイク人口は意外と少ないかもと感じました。
日本にどれくらいのバイク人口がいるのかは分かりませんが、私の身内や職場関係の人をざっくり統計すると、バイクに乗っているのは10%くらい。(通勤のみの人も含む)
また、「通勤では乗らないけど、趣味で土日だけ乗る」という人は5%ほど。
こう考えると、バイク人口は意外と少ないと感じます。
(※これは私の周囲の話で、全国の統計ではありません)
バイクに乗っていると話しかけられやすい
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前職の先輩にツーリングに誘われたこともありますし、病院で同じスポーツタイプの250ccに乗っている人に話しかけられ、気づけば連絡先を交換。
その後も一緒にツーリングに行ったりして、楽しく過ごしています。
これまでいろいろな趣味を試しましたが、ここまで人に誘われることはありませんでした。
バイク通勤をしたからこそ得られたメリットだと実感しています!
バイクだから飲めません!
会社の飲み会をスマートに断れる
これは都心に住んでいる方に限定される話かと思いますが、私のツーリング仲間が名古屋駅前のオフィス街で働いています。
名古屋駅周辺は公共交通機関が充実しているため、車で通勤する人は少なく、電車で通う方が多いです。
名古屋に限らず、東京や大阪のような都心に勤めている方なら、ほとんど同じ状況ではないでしょうか。
そんな中、ツーリング仲間は満員電車が嫌で、原付スクーターで通勤しています。
さらに、会社の飲み会が嫌で、いつも断っていたところ、最終的には誘われなくなり、ホッとしているそうです。
お酒が飲めない方や飲み会が苦手な方にとっては、これはメリットになるでしょう。
一方で、飲み会が好きな方は、その日は公共交通機関を利用するか、バイクを置いて帰れば問題ありません。
お酒が好きで、みんなでワイワイ盛り上がりたい方なら、その日はバイクを置いて電車で帰ればいいと思います。
ツーリング仲間の話から見えてくること
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結局のところ、これをメリットと捉えるかデメリットと捉えるかは、その人次第ではないでしょうか。
私は飲み会が好きではないので、メリットのように感じます。
絶対に飲酒運転はしてはいけません!
バイク通勤のデメリットとは?後悔しないために知っておくべき注意点
メリットばかりではなく、当然デメリットもあります。
事故のリスクや天候に左右されることなど、実際に体験したことをお伝えします。
事故のリスクがある!
転倒すると大怪我につながる
一番のデメリットは事故のリスクです!
バイクは生身の人間がむき出しで乗るため、転倒しただけでもケガにつながるリスクがあります。
ましてや、接触事故を起こせば大ケガや最悪の場合、死亡事故につながることも。
教習所の先生が言っていたことが今でも印象に残っています。
バイクは車から見えにくく、
割り込みされやすい! |
これは、車のドライバーがわざとではなく、バイクの小ささによって距離感が遠くに感じるためだそうです。
そして、実際に普通自動二輪の免許を取得し、公道を走ってみると、思った以上に割り込まれる場面が多い!
確かに、強引な割り込みというよりは、単純に見えていないと感じることが多いです。
バイクにはそういうリスク(デメリット)があるのは事実です。
では、事故を防ぐために重要な対策は?
事故のリスクを減らすために、プロテクターなどの装備も大切ですが、
やはり
「かもしれない運転」
が一番重要だと思います。
例えば…
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決して「スピードを出さなければ安全」というわけではありません。
法定速度でも気を抜いて、止まれなければ事故になります。
たとえ相手に非があったとしても、バイク側が不利で、結果的に大ケガや死亡につながる可能性が高いのです。
結局、損をするのは自分。
本当にバイク通勤を考えているなら、まずはリスクをしっかり学び、安全な運転を心がけることをおすすめします。
また、どうしても自信がない場合は、自動車学校などで相談してみるのもひとつの方法でしょう。
突然の雨で大変!
レインウェアを着る手間と対策
バイク通勤のデメリットは天候に左右されること。特に雨は年中悩まされる問題です。
朝から雨が降っていれば、レインスーツを着用するか、公共交通機関を利用したり、ご家族に送迎をお願いすることも可能です。
しかし、通勤途中で突然降られると非常に困ります。
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とはいえ、降水確率が低いにもかかわらず、毎回レインスーツを持ち歩くのも手間がかかります。
バイク用のレインウェアは作りがしっかりしているため、意外と重い点もデメリットの一つです。
私の雨対策(体験談)
私はレインコートを常に持ち歩くことはしていません。その代わり、
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また、出勤時に雨が降っていても、帰宅時には晴れるケースもあります。
夏は服装が軽いため、レインスーツを着用してもそれほど気になりませんが、冬はジャケットや防寒装備が多く、荷物がかさばるため、レインスーツを持ち歩くのが負担になります。
出勤前から土砂降りの場合はレインスーツを着用しますが、それ以外は着ないことが多いです。
なぜなら、冬用ジャケットの多くは防水加工が施されているため、小雨程度であればレインスーツなしでも対応できるためです。
上の画像は、私が愛用しているウインタージャケットです。
化繊中綿を使用しており、通常の雨であれば30分程度の通勤には問題なく対応できます。
ただし、30分以上になると前面のファスナー部分から雨が侵入し始めるため、防水性能には限界があります。
とはいえ、小雨程度であれば問題なく使用可能です。
ただし、夏はメッシュジャケットを着用するため、レインスーツが必須になります。
結局のところ、雨対策はレインスーツを着るしか方法がないため、バイク通勤の大きなデメリットの一つといえます。
真冬は寒すぎる!
電熱アイテムは必須だけどコスパは高い

天候で左右されるデメリット、その2。真冬は寒すぎること!
特に 1月〜2月は冬本番! 地域や出勤時間によって異なりますが、寒波が来れば氷点下になることも。
私も電熱アイテムを使っていました。 しかし、特に寒さ対策が難しいのが 手 です。
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しかし…
手が一番寒さを感じやすく、かじかむと本当にどうにもならない!
そこで、電熱の登場!

私も 電熱グローブ、グリップヒーター などを活用しました。
そのおかげで快適にはなったものの、結局のところ お金がかかる というデメリットも発生。

ハンドルカバーという選択肢もある けれど、私の愛車は YZF-R25 なので、外見が崩れるのが嫌でやめました。
とはいえ、ハンドルカバーの方が安く済む というメリットもある。
原付スクーター通勤時の体験談は、
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ミッション車だと危険レベル!
片道15分程度なら、数万円の電熱アイテムを買うのはもったいなく、我慢して通勤 したこともありました。
しかし、最終的には 職場の移動やYZF-R25の購入 などで 電熱アイテムを導入 し、出費することに…。
真冬対策にはコストがかかる!
地域や通勤時間によっては、ジャケットやパンツも 電熱アイテムが必要になる場合も。
つまり、冬のバイク通勤は 「寒さ」だけでなく「出費」も覚悟する必要がある というデメリットがあるのです。
ヘルメットで髪型が崩れる!
そこが悩みどころ

バイク通勤するとヘルメットを被らなければいけないので、当然、髪型が乱れます。
人によっては乱れない方もいますが、私の場合は乱れます。
幸いにも、以前の職場は自動車メーカーの製造部門だったので、会社の帽子を着用するルールがあり、髪型が乱れることを気にする必要はありませんでした。

現在は長距離トラックドライバーをしているため、正直、髪型の乱れは気になりません。
しかし、
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にとっては、大きな問題ですよね。
正直、私自身でも有効な対策は思いつきません。
また、私は高校生の娘が二人いますが、二人とも自転車ではヘルメットを被りません。髪型が乱れるのが嫌なんでしょうね!
それだけ、ヘルメットを被りながら髪型をキープするのは難しいのが現実です。
なので、バイク通勤には
「髪型が乱れる」
というデメリットもあります。
ヘルメットや装備が増える!
意外と荷物がかさばる
ヘルメットやレインスーツ、グローブ、防寒アイテムなど、意外と荷物が増えます。
車で通勤していた頃はほぼ手ぶらでしたが、バイク通勤を始めてからリュックを使うようになりました。
これは実際にバイク通勤してみるとわかるのですが、会社や職場によっては駐輪場に屋根がなかったり、環境が悪かったりすることがあります。
その場合、ヘルメットやグローブ、レインスーツ、防風アイテムを職場に持ち込まなければいけません。
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私の前職の自動車メーカーでは、駐輪場やロッカーが完備されていたので安心でした。
上の画像は、自動車メーカーに勤めていた頃の写真です。
駐輪場には屋根があり、守衛も常駐していたので、安心してヘルメットを置くことができました。
しかし、現在の運送会社ではロッカーがないため、トラックの助手席にヘルメットなどを入れています。
バイク通勤してみると、意外と荷物が増えることもあるため、デメリットのひとつになります。
維持費やバイク用品が高くなることも!
バイク通勤の維持費について
原付スクーターを通勤に利用する場合、維持費は比較的抑えられます。
しかし、125cc以上のバイクを選び、通勤以外にも休日のツーリングを楽しむ場合、維持費が意外とかかることがあります。
以下は、実際にかかっている維持費の目安です。
私のバイクの維持費(年間)
以下に、年間の維持費合計を追加した表を作成しました。
車種 | 点検・オイル交換費用(年間) | 任意保険(目安) | 合計(年間維持費) |
ヤマハJOG(50cc) | 約10,000〜15,000円 | 約10,000円 | 約20,000〜25,000円 |
ヤマハR25(250cc) | 半年点検:約10,000円 1年点検:約15,000円 |
約60,000円〜 (人身傷害補償あり) |
約85,000円〜 |
ヤマハJOG(50cc)は年間約2万〜2.5万円、ヤマハR25(250cc)は約8.5万円以上の維持費がかかる計算になります。
※保険料は契約内容や条件によって異なります。
車種や排気量によって維持費が大きく異なるため、購入前にしっかり検討することが大切です。
250ccは車検が不要なため、車検費用を抑えたい場合にはメリットがあります。
一方、400cc以上のバイクを選ぶ場合、車検費用が発生するため、軽自動車と大きく変わらない維持費になる可能性があります。
また、スポーツタイプのバイクを選ぶとツーリングの機会が増え、消耗品の交換頻度も高くなる点は考慮すべきポイントです。
バイク用品の費用も増える。
バイクにこだわると、用品にもこだわりが出てきます。
例えば、原付スクーターを利用していた時は、
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と、最低限の装備で済ませていました。
しかし、普通二輪免許を取得し、250ccのバイクを購入したことで、ライディングギアにもこだわりが出ました。
- インカム付きの10万円近いヘルメット
- 数万円のライディングジャケット・パンツ・シューズ
- 電熱アイテム
結果として、初期費用に加え、用品代が増えることになりました。
ただし、駐車場代が無料の環境であれば、トータルの維持費は軽自動車より抑えられる場合もあります。
また、250ccであれば車検が不要なため、維持費を抑えることが可能です。
バイク通勤の目的を明確に!
バイク通勤を検討する際は、自分の目的をしっかり決めることが重要です。
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バイクは本体価格だけでなく、ヘルメットや防寒アイテム、雨具、任意保険などの費用も考慮する必要があります。
こだわり始めると、結果的に車と変わらない維持費がかかることもあります。
そのため、バイク通勤をする目的と予算のバランスをしっかり考えることが大切です!
バイク通勤で本当に節約できる?実際に乗用車を手放して毎月5万円貯金に成功!軽自動車への切り替えや125cc以下の活用法も紹介。固定費を大幅カットする方法を知りたい方は必見!
バイク通勤を始めるならまず準備が大切!バイクの選び方から保険、雨・防寒対策まで、初心者向けに完全ガイド。原付スクーターのメリットや通勤距離別のおすすめ車種、失敗しないコツを詳しく解説します!
バイク通勤のメリット・デメリットを総まとめ!
後悔しないためのポイント
バイク通勤には、節約・時短・快適性といった大きなメリットがありますが、その一方で事故のリスク・天候の影響・維持費の負担といったデメリットもあります。
ここでは、それぞれのポイントを整理し、バイク通勤を検討する際に後悔しないための注意点をまとめました。
バイク通勤のメリット
- 乗用車を手放せば節約効果が大きい
- 渋滞を回避して通勤時間を短縮できる
- 満員電車のストレスから解放される
- 時間の自由度が増し、寄り道しやすい
- 運転技術が向上し、ツーリングの幅が広がる
- 風を感じるスリルが楽しめる
- バイク仲間が増える
- 飲み会をスマートに断る理由になる
バイク通勤のデメリット
- 事故のリスクがある(転倒・接触事故)
- 天候に左右されやすい(雨・風・寒さ)
- ヘルメットで髪型が乱れる
- 荷物が増える(レインスーツ・防寒具など)
- 維持費が意外とかかる(保険・点検・消耗品)
後悔しないためのポイント
✔ 目的を明確にする
→ 通勤コストの節約? 趣味のツーリングも兼ねる?
✔ バイクの維持費を把握する
→ 車を手放さずに追加で買う場合、逆にコスト増になる可能性も
✔ 安全対策をしっかり考える
→ プロテクター・防寒対策・雨対策を万全に
✔ 職場の環境を確認する
→ 駐輪場の有無、ロッカーの使用可否
✔ 冬の防寒対策を検討する
→ 電熱グローブやグリップヒーターの導入を視野に
✔ ヘルメットの影響を考慮する
→ 髪型が乱れても問題ない職場か、対策はあるか
バイク通勤はメリットを活かしつつ、デメリットをしっかり対策すれば快適に続けることができます。
しっかり準備をして、自分に合ったスタイルを見つけましょう!