バイク通勤を始めるならコレ!原付50cc&125ccスクーターの選び方とおすすめ車種

初めてバイク通勤を始める方、どのバイクを選べばいいのか悩んでいませんか?

いざ通勤用のバイクを買ったものの、

「乗りにくい…」

なんてことになったら最悪です。自転車のように安くないから、簡単に買い換えるわけにもいきません。

そこで、通勤歴6年以上、雨の日も真冬も365日バイク通勤している私が、後悔しないバイク選びをお伝えします!

先に結論を言うと…

初めてのバイク通勤には、以下の3つが重要です。

  • スクーターを選ぶ
  • シート下に収納があるタイプ
  • 国内メーカーを選ぶ

    さらに、バイク通勤に自信がない方は、

    • 中古を選ぶ
    • なるべく軽量なバイクを選ぶ

      この2点も考慮するといいでしょう。

      バイク通勤は毎日乗るものです。見た目やスペックだけで選んで、

      乗りにくい、大きくて扱いづらい…

      と後悔しないようにすることが大切です。

      この記事を最後まで読めば、バイク通勤で挫折しないバイク選びがわかります!

      初めてのバイク通勤にスクーターがおすすめな理由

      バイク通勤を始めるならコレ!原付50cc&125ccスクーターの選び方とおすすめ車種

      初めてバイク通勤をしたい方や挑戦したい方は、まず スクーター を選びましょう。

      その理由は、バイク通勤が自分に合うかわからないから です。

      この記事を読んでいる方は、もともとバイクが好きな方ではなく、何かしらの理由があってバイク通勤を検討しているのではないでしょうか?

      例えば、

      • 車は経費がかかるから節約したい
      • 満員電車や渋滞がストレス
      • バイクなら気持ちよく通勤できそう

      などの理由で検索し、私のサイトにたどり着いた方が多いかと思います。

      実際、私も 節約がきっかけ でバイク通勤を始めました。

      また、特に 都心部に住んでいる方 なら、

      • 駐車場代が高い
      • 出勤ラッシュが大渋滞で時間がもったいない
      • 自転車では距離的に厳しい

        といった悩みを持っているのではないでしょうか?

        そこで 「バイク通勤を試してみよう」と考えた方 が、いろいろと調べているのだと思います。

        バイク通勤でスクーターをおすすめする理由

        スクーターの最大のメリットは「手軽さ」 です。

        自転車感覚で乗れる のが大きなポイント!

        もちろん、スクーターにもデメリットはありますが、この記事を読んでいる方の目的は ツーリングではなく通勤 ですよね。

        • 市内、もしくは隣の市くらいまでの通勤 の方が多いはず
        • 県をまたぐ長距離通勤の方は、そもそもスクーターを検討しない と思います

        私は 原付スクーターで3年間通勤 し、「今後もバイク通勤を続けられる」と思ったので ミッション車 に乗り換えました。

        しかし 初めてのバイク通勤でミッション車はおすすめしません。

        その理由は 装備にお金がかかる からです。

        初めてのバイク通勤に
        ミッション車をおすすめしない理由

        初めてのバイク通勤にミッション車をおすすめしない理由は以下です!

        • ギアチェンジを右足で行うため、スニーカーだと足の指が痛くなる
        • 乗り慣れるまで操作が難しい
        • スクーターに比べて手軽さがない

        さらに スクーターは収納スペースがある ため、通勤にはとても便利!

        画像引用元 YAMAHA公式サイト
        • シート下にヘルメットやレインウェアを収納できる
        • 通勤時は荷物をシート下に入れて、会社に着いたらヘルメットを収納
        • 帰宅途中の買い物も荷物を収納できるので便利

          ミッション車の場合、ヘルメットの収納に困る ことも多く、特に 屋根のない駐輪場では、雨でヘルメットが濡れるリスク もあります。

          また、ミッション車は

          • イタズラや盗難のリスクが高い
          • ヘルメットを外に置くと、汚れやゴミが入る可能性がある

              というデメリットもあります。

              ヘルメットは 頭に直接触れるもの なので、外に置きっぱなしにするのは 気持ち悪い と感じる方も多いでしょう。

              スクーターなら盗難リスクも低い

              通勤用として 普通のスクーター を選べば、バイク本体の盗難リスクも低め です。

              • 人気車種やレアなバイクは盗まれやすい
              • 50ccや125ccでも、人気モデルは狙われることがある
              • 普通の一般的なスクーターなら、盗難のリスクは低め

                  TVやニュースでもバイクの盗難が報道されることがありますが、よほどの人気車種でなければ狙われにくい のもスクーターのメリットです。

                  50ccスクーターの選び方とおすすめ車種

                  とりあえずバイク通勤を始めてみたい!

                  という方には、まず原付50ccスクーターがおすすめ。

                  コンパクトで扱いやすく、駐車スペースの確保もラク維持費が安いのも大きなメリットです。

                  ただし、50ccならではの制限や注意点もあるため、選び方のポイントを押さえておくことが大事

                  ここでは、通勤向けに最適な原付50ccスクーターの選び方と、おすすめの車種を紹介していきます。

                  50ccスクーターの選び方

                  初めてのバイク通勤に50ccスクーターは最適な選択です!

                  バイク通勤を始める際に、いきなり高額なバイクを購入すると、1年を通しての走行環境を知る前に挫折するリスクがあります。

                  そのため、最初の一台としては50ccスクーターを選ぶのが賢明です。


                  新車はおすすめしません!

                  何度もお伝えしますが、途中でバイク通勤をやめてしまうと、購入費用が無駄になってしまいます

                  そのため、50ccスクーターを選ぶ際のポイントは 以下の3つ です。

                  • 中古を選ぶ
                  • シート下に収納ができるタイプを選ぶ
                  • 国内メーカーを選ぶ

                    まずは中古車を選ぶことをおすすめいたします。

                    ただし、「車を手放してバイク通勤を続ける決意がある」という方は、新車を選んでも問題ありません。


                    50ccスクーターの価格と必要な費用

                    • 新車の場合は18万〜20万円
                    • 中古の相場は10万円前後(状態による)

                      スクーターの価格はメーカーや車種によって異なりますが、新車の場合は18万〜20万円ほどが相場です。

                      また、ヘルメットやレインウェアなどを揃えると、総額20万円を超えるケースが多いです。


                      私が2018年に購入したバイクの費用例

                      • ヤマハ JOG(新車) 約18万円
                      • ヘルメット 約1万円
                      • バイク用レインウェア 約5千円
                      • スキー用グローブ 約2千円

                        合計 20万円超え でした。

                        現在は物価の高騰により、さらにコストがかかる可能性があります。

                        そのため、初めてのバイク通勤では、中古車の購入をおすすめします。


                        画像引用元 HONDA 公式サイト

                        シート下に収納できるスクーターを選びましょう!

                        バイク通勤では、収納スペースの有無が快適さを大きく左右します

                        私が50ccスクーターで通勤していた際は、自動車メーカーの製造工場で働いていたため、着替えや水筒などの荷物が多くなりがちでした。

                        そのため、シート下の収納に収まりきらず、リアボックスを追加することになりました。

                        リュックを背負って運転するのは意外とストレスになります。

                        そのため、最初からシート下に十分な収納スペースがあるスクーターを選ぶことをおすすめします。


                        国内メーカーのスクーターを選ぶべき理由

                        スクーターを選ぶ際は、新車・中古車を問わず国内メーカーを選ぶのが無難です。

                        その理由は、以下の3点です。

                        • 耐久性が高い
                        • 修理がしやすい
                        • 部品供給が安定している

                          海外メーカーのスクーターは、部品の供給が不安定で、耐久性にも不安があるため、通勤には国内メーカーのスクーターが最適です。


                          実際に使用した感想!

                          私のこれまでのバイク使用歴をご紹介いたします。

                          • ヤマハ JOG(50ccスクーター) 約3年間使用(総走行距離 約1万km)
                          • ヤマハ R25(250ccバイク) 5年間使用(総走行距離 約4万5千km)

                            どちらも新車で購入しましたが、定期的なオイル交換や1年点検を実施しているため、一度も故障したことはありません

                            バイク通勤では毎日使用するため、メンテナンスのしやすさも重要なポイントです。


                            初めてのバイク通勤には、50ccスクーターが最適です。

                            選ぶ際は、以下の3つのポイントを意識しましょう。

                            • 中古を選ぶ(コストを抑えつつ、万が一の挫折に備える)
                            • シート下に収納があるスクーターを選ぶ(荷物の持ち運びが楽になる)
                            • 国内メーカーを選ぶ(耐久性・修理・部品供給の安心感がある)

                            この3点を押さえれば、バイク通勤の失敗リスクを最小限に抑えることができます

                            50ccスクーターのおすすめ車種

                            バイク通勤でおすすめの車種は、基本的に 燃費・乗り心地・収納スペース を重視するなら ホンダ・スズキ のモデルが人気。

                            ヤマハ にはおしゃれなモデルもあり、特に 女性に人気 です。

                            タクト(Honda)
                            4ストローク・低燃費・通勤向け


                            画像引用元 HONDA 公式サイト
                            項目 詳細
                            シート下収納 19〜20ℓ ◯
                            足つき ローシートを採用 ◯
                            リアキャリア あり(荷物の積載可) ◯

                            ダンク(Honda)
                            アイドリングストップ機能搭載


                            画像引用元 HONDA 公式サイト
                            項目 詳細
                            シート下収納 23ℓ ◯
                            足つき
                            リアキャリア 無 ×

                            ジョルノ(Honda)
                            レトロデザイン・燃費性能◎


                            画像引用元 HONDA 公式サイト
                            項目 詳細
                            シート下収納 23ℓ ◯
                            足つき
                            リアキャリア 無 ×

                            ジョグ(Yamaha)
                            軽量&コンパクト・燃費も良好


                            画像引用元 YAMAHA 公式サイト
                            項目 詳細
                            シート下収納 19〜20ℓ ◯
                            足つき
                            リアキャリア あり(荷物の積載可) ◯

                            ビーノ(Yamaha)
                            おしゃれなデザイン・女性にも人気


                            画像引用元 YAMAHA 公式サイト
                            項目 詳細
                            シート下収納 20ℓ ◯
                            足つき
                            リアキャリア 無 ×

                            アドレスV50(Suzuki)
                            軽量ボディ・実用性重視


                            画像引用元 SUZUKI 公式サイト
                            項目 詳細
                            シート下収納
                            足つき
                            リアキャリア あり(荷物の積載可) ◯

                            レッツSuzuki)
                            シンプルで扱いやすい・コスパ◎


                            画像引用元 SUZUKI 公式サイト
                            項目 詳細
                            シート下収納
                            足つき
                            リアキャリア あり(荷物の積載可) ◯

                            125ccスクーターの選び方とおすすめ車種

                            基本的には、初めてのバイク通勤には原付50ccスクーターをおすすめしています。

                            しかし、片道15km以上、通勤時間が30分以上になる場合は、50ccではかなり大変です。

                            そのため、隣の市や複数の市をまたぐような通勤をする方には、50cc以上のバイクをおすすめします。


                            【50cc以上のバイクは125ccが一般的】

                            50ccを超えるバイクの中でも、125ccクラスが特に人気です。

                            原付50ccと違い、以下のようなメリットがあります。

                            • 時速30kmの速度制限がない
                            • 二段階右折の義務がない
                            • 車と同じように流れに乗って走行できる

                              ただし、一部のバイパス・自動車専用道路・高速道路は走行不可なので注意が必要です。


                              【50cc〜125ccは「原付二種」の免許が必要】

                              50ccを超えるバイクに乗るには、原付二種(小型限定普通二輪免許)が必要になります。

                              そのため、免許取得の費用や手間がかかるというデメリットがあります。

                              このデメリットを理解した上で、バイク通勤に挑戦するなら問題ないでしょう。

                              バイク通勤のデメリットについては、以下の記事を参考にしてください!

                              125ccスクーターの選び方

                              画像引用元 HONDA 公式サイト

                              バイク通勤で便利な125ccスクーターの選び方は、基本的に50ccスクーターと同じです。

                              当然ですが、50ccと125ccの違いは、車体とエンジンの大きさです。
                              そのため、125ccスクーターの選び方も50ccスクーターと同じ考え方でOKです。

                              初めて125ccでバイク通勤をしようと考えている方は、以下の3つのポイントを押さえるとよいでしょう。

                              • 車重が軽い車種を選ぶ(取り回しがしやすく、駐輪場での移動もラク)
                              • 中古を選ぶ(初めてならコストを抑えやすい)
                              • シート下に収納できるタイプを選ぶ(ヘルメットや荷物を入れられると便利)
                              • 国内メーカーを選ぶ(信頼性や修理のしやすさを重視)

                              男性の方ならバイクの大きさに問題を感じないかもしれませんが、50ccと125ccでは20kg〜30kgほどの重量差があります。


                              【50ccと125ccの重量比較】

                              50ccおよび125ccスクーターの平均重量は、モデルやメーカーによって異なりますが、一般的には以下のようになります。

                              • 50ccスクーター: 約 70kg~90kg
                              • 125ccスクーター: 約 100kg~130kg

                              代表的な50cc・125ccスクーターの重量比較

                              モデル名 排気量 車両重量
                              ホンダ タクト 50cc 79kg
                              スズキ レッツ 50cc 70kg
                              ホンダ リード125 125cc 116kg
                              ヤマハ NMAX 125cc 127kg
                              ホンダ PCX 125cc 133kg

                              身長が低い方や体格が小柄な方、女性の方は、なるべく軽量な車種を選ぶと良いでしょう。


                              【バイクの取り回しとは?】

                              「取り回し」とは、バイクの扱いやすさを指します。 具体的には、

                              • 押し引きのしやすさ(駐輪場で動かすときなど)
                              • 小回りのしやすさ(狭い道や駐輪時の方向転換)
                              • 動かしやすさ(バイクを停める・移動させるとき)

                              などがポイントになります。

                              男性なら125ccでも問題ないことが多いですが、女性には少し大きく感じることもあります。


                              初心者|バイク通勤の準備と始め方!防寒・雨対策も安心の完全ガイド

                              【実体験:クロスカブ110の取り回し】

                              以前、妻もバイク通勤を始めようとしていましたが、最初は失敗しました。

                              普通自動二輪MTの免許を取得しようとしたものの、スラロームの壁にぶつかり、結局原付二種(125cc)に切り替えて免許を取得しました。

                              その後、ホンダのクロスカブ110(くまモンバージョン)を購入したのですが…

                              「取り回しが大変」と感じ、数ヶ月で売却してしまいました。

                              私自身も、そのクロスカブ110で通勤していましたが、あまり乗らないとバッテリーが上がったり、タイヤの状態が悪くなったりするので注意が必要です。

                              私は身長169cm・体重66kgの男性ですが、油断するとバランスを崩して転倒しそうになることがありました。


                              バイク通勤で毎日使うからこそ、車体の大きさや重量はとても重要なポイントです。

                              125ccスクーターを選ぶ際は、

                              • 軽量なモデルを選ぶ
                              • シート下収納のあるタイプにする
                              • 取り回しのしやすさをチェックする

                              ことを意識すると、快適な通勤バイクを選べます。

                              125ccスクーターのおすすめ車種

                              125ccのスクーターはスタイリッシュな車種が多いです。

                              50ccと比べてシート下の収納も広くなります。

                              ただし、シートの高さが50ccよりも若干高くなるため、背の低い方や女性は注意が必要です。

                              PCX125(Honda)
                              スタイリッシュなデザイン・高い燃費性能


                              画像引用元 HONDA 公式サイト
                              項目 詳細
                              シート下収納 30ℓ ◯
                              足つき
                              リアキャリア 無 ×

                              リード125(Honda)
                              大容量収納・快適な乗り心地


                              画像引用元 HONDA 公式サイト
                              項目 詳細
                              シート下収納 37ℓ ◯
                              足つき
                              リアキャリア あり(荷物の積載可) ◯

                              NMAX(Yamaha)
                              スポーティな走行性能・先進的な装備


                              画像引用元 YAMAHA 公式サイト
                              項目 詳細
                              シート下収納 23ℓ ◯
                              足つき
                              リアキャリア 別売り(荷物の積載可) ◯

                              シグナス グリファス(Yamaha)
                              軽快なハンドリング・コンパクトボディ


                              画像引用元 YAMAHA 公式サイト
                              項目 詳細
                              シート下収納 28ℓ ◯
                              足つき
                              リアキャリア 別売り(荷物の積載可) ◯

                              アドレス125Suzuki)
                              シンプルで扱いやすい・コスパ◎


                              画像引用元 SUZUKI 公式サイト
                              項目 詳細
                              シート下収納 21.8ℓ ◯
                              足つき
                              リアキャリア 無 ×

                              初めてのバイク通勤にはスクーターが最適【まとめ】

                              初めてのバイク通勤に最適なバイクはスクーター!

                              • 手軽に乗れる&ギア操作が不要
                              • シート下収納があり、通勤で便利
                              • 国内メーカーなら耐久性・メンテナンスも安心

                              まずは50ccスクーターがおすすめ!

                              項目 理由
                              中古を選ぶ コストを抑え、万が一の挫折にも備えられる
                              シート下収納あり 荷物やヘルメットが収納でき、通勤に便利
                              国内メーカー 耐久性が高く、修理や部品供給も安心

                              片道15km以上なら125ccスクーターも選択肢!

                              • 50ccよりも走行性能が高く、速度制限なし
                              • 車重が増すため、軽量モデルを選ぶと快適
                              • 50ccよりも収納スペースが広めで実用的

                              おすすめ車種(50cc & 125cc)

                              排気量 車種 特徴
                              50cc タクト(Honda) 低燃費・通勤向け
                              50cc ジョグ(Yamaha) 軽量&コンパクト
                              50cc レッツ(Suzuki) シンプルでコスパ◎
                              125cc PCX125(Honda) スタイリッシュ&高燃費
                              125cc リード125(Honda) 大容量収納・快適な乗り心地
                              125cc NMAX(Yamaha) スポーティな走行性能

                              スクーターを選べば、快適なバイク通勤が可能!

                              • コンパクト&収納ありで通勤に便利
                              • 国内メーカーなら信頼性も◎

                              50cc or 125ccを用途に応じて選ぼう!